【シンガポール=森浩】オーストラリアのコンロイ国防産業相は17日、米国から巡航ミサイル「トマホーク」を最大220発購入する方針を明らかにした。関連機器などを含め総額8億9500万米ドル(約1190億円)を支出する。
豪州が米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」を通じて配備するバージニア級攻撃型原潜などに搭載する予定。コンロイ氏は「豪州は地域の軍拡競争に直面しており、それに対処する最善の方法は、最高の能力に投資することである」とトマホーク導入の意義を強調した。