日本ハム新オーナーの井川伸久氏が抱負　北海道移転２０年目「未来に向かって夢を描き続けたい」

日本ハムは１７日、札幌市内のホテルで新オーナーと新社長の就任会見を開いた。同日の取締役会で井川伸久氏（６１）が取締役オーナー、小村勝氏（５７）が代表取締役社長兼オーナー代行に就くことが承認された。ともに同日付。

井川オーナーは営業畑出身で、外食や食品加工メーカー向けのハム、ソーセージ販売などに長年携わった。北広島市にエスコンフィールド北海道が開業し、球団の北海道移転２０年目の節目に「エスコンフィールド北海道の開業はゴールではなく、あくまでもスタート。ファンやステークホルダーの皆さんとビジョンを共有しながら未来に向かって夢を描き続けたい」と所信表明した。

小村新社長は「まだまだ進化をし続けながら北海道の地域に愛され、北海道の経済に貢献できる球団になっていければ」と抱負を語った。（加藤次郎）