有本香の以読制毒

米議会は「中国との存亡を懸けた戦い」実施中…日本は幼稚なホームルームであり続けてはならない 日本の国会の〝機能不全〟を喜ぶのは敵だけ 

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高市氏は、総務省の行政文書について、自らが登場する4枚は「不正確だ」と改めて主張した=15日、参院予算委員会
高市氏は、総務省の行政文書について、自らが登場する4枚は「不正確だ」と改めて主張した=15日、参院予算委員会

スピード感、ダイナミックさ心底うらやましい

日本の国会が、高市早苗経済安全保障担当相イジメに血道を上げるなか、米国連邦議会では「中国との存亡をかけた戦い」が進行中だ。

まず、1月に下院で創設された「中国特別委員会」がすでにフル稼働している。この委員会は正式名称を「米国と中国共産党間の戦略的競争に関する特別委員会」といい、365対65という与野党の圧倒的多数の賛成を得て設置が決まった。

設置は、現下院の多数派である共和党のケビン・マッカーシー議長が提唱したものだが、議長はこれを「党派的なものにはしない」と言い、「米国が直面する課題にワンボイスで発信する超党派委員会となる」と宣言した。

民主党側からは「中国系やアジア人への偏見が増大しないよう注意すべきだ」との意見が出され、名称が「中国共産党特別委員会」に変更されたりはしたものの、中国を「脅威」と認識し、対抗していこうとの意思は、民主・共和両党で共有されている。

その委員会の公聴会が2月28日に開かれ、ドナルド・トランプ前政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたハーバート・マクマスター氏や、中国事情にも明るい元大統領副補佐官、マシュー・ポティンジャー氏らが発言者として招かれた。この冒頭、共和党のマイク・ギャラガー委員長が行ったスピーチは非常に印象的だった。

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