「生計の足しに」　中学生の児童ポルノ製造、容疑の男逮捕

中学生の女子生徒の児童ポルノを撮影し、自身のウェブサイトに載せたなどとして、警視庁少年育成課は、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、東京都大田区南馬込の派遣社員、中原達彦容疑者（３５）を再逮捕した。調べに対し、「生計の足しにするためにやった」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は、令和４年１０月、中学２年の女子生徒（１４）が１８歳未満と知りながら、わいせつな動画を撮影し、ＳＮＳ（交流サイト）や自身のウェブサイトに動画などを掲載したとしている。少年育成課は今年２月にも、女子生徒に現金３万５千円を渡して買春したとして、中原容疑者を同容疑で逮捕した。

少年育成課によると、中原容疑者が４年４月～５年２月、自身のサイトの会員料などで約２６０万円を売り上げた。サイトには多数の児童ポルノがあり、中原容疑者が同様の方法で児童ポルノを製造したとみて、詳しく調べている。

少年育成課によると、女子生徒は、メンズ地下アイドルに熱中し、多額の金を使うために援助交際を始めた。「他のファンに負けたくなかった」と話しているという。