(オープン戦、DeNA0ー2阪神、15日、横浜)阪神は大竹耕太郎投手(27)、西純矢投手(21)がぞれぞれ4回を投げ、最後はカイル・ケラー投手(29)が締めて、ゼロ封リレーで、オープン戦3連勝を飾った。「4番・一塁」の大山悠輔内野手(28)は実戦初のマルチ安打。六回2死一、二塁から「2番・遊撃」小幡竜平内野手(22)が右前に、七回2死三塁から「7番・DH」糸原健斗内野手(30)が中前に適時打を放った。岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(オープン戦成績=6勝4敗、観衆=1万2672人)。
ーー大竹はストライク先行
「今日は前回の反省(5日のオリックス戦で先発で3回4失点)を生かして。低めにあないして投げとけば、そんな打たれへんよ。アレは」
ーー前回は配球面も指摘していたが、改善された
「そうやなあ、今日はアレやんか。梅野やったしな。梅野に代えてみたし、全然それは大丈夫」
ーー西純はチェンジアップを試した
「試合数の関係で今日も、後から行ったけど、次からは頭からいかんと。先発がやっぱりイニング投げなアカンから、ちょっといびつな感じなるけど、しゃーない」
ーー大山が良かった
「今日、今年一番のフリーバッティングしとったな。絶対打つわと思ったわ。今年一番やな、キャンプからフリーバッティングはな。内容は」
ーーボール球の見極めも
「そや、今日は絶対打ちよるなと思ってたよ。分かりやすいよな」
ーー打席の内容も
「見送り方と言うかな。打つ打たん抜きにして、ボールを見極める姿というかな。大山ようなってきたら、板山がドツボになってくるしな。そんなもんやろのお。波いうかな」
ーー小幡も結果を出した
「3本か今日。みんなヒット打ってるけど、全然点入らへんから(笑い)。まあ別にエエけど最初のフォアボールからでも、ずっと小幡いいよなあ」
ーー木浪が一歩リードと話していたが、まだわからない
「また追いついたんちゃう、コレ(笑い)。もう難しいわ、まだちょっと難しいわ。お前、両方ともいいのが一番いいけどなあ。使う方としてはなかなか難しいけどな。ショートだけは1試合任すような形で順番に出してるからなあ。2人ともいい結果を出してるから。チームにとっては絶対にプラスになるからな」
ーー競争がいい効果を呼んでいる
「そうやって内容的にもなあ、今日の小幡なんかいいよなあ。初回からなあ、ああいうフォアボール選ぶにしてもなあ」