ホッキョクグマのライトは鹿児島でも元気 白浜AWから引っ越し

産経ニュース
鹿児島市の平川動物公園に到着したホッキョクグマのライト=9日(平川動物公園提供)
鹿児島市の平川動物公園に到着したホッキョクグマのライト=9日(平川動物公園提供)

和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド(AW)」で飼育されていた雄のホッキョクグマ、ライト(9歳)が鹿児島市の平川動物公園に到着し、旺盛な食欲をみせるなど元気に暮らしている。動物公園でホッキョクグマを飼育するのは令和2年10月以来。公開時期は未定だが、動物が来園した場合、1~2週間で展示することが多いという。

ライトは8日にAWを出発し、9日に平川動物公園に到着。動物公園のホッキョクグマ舎で暮らしており、馬肉や魚、ハクサイ、リンゴなどをモリモリ食べているという。

動物公園では過去に3頭のホッキョクグマが飼育されていたが、平成20年、27年、令和2年にそれぞれ1頭が死に、飼育個体はいなくなっていた。

到着したライトの人気は高く、動物公園の公式ツイッターで知らせると、多くのコメントが寄せられ、「長旅お疲れ様」「ゆっくり慣れてね」などとねぎらっていた。

ライトは将来の繁殖を目指しており、いずれはパートナーを探すという。

動物公園の飼育・展示担当者はライトについて「人なつっこく、やさしい性格のようで、人気者になりそうだ」と話していた。

ホッキョクグマの繁殖は難しく、AWでは、平成5年にライトの両親となる雄雌2頭の飼育を開始し、計10頭が生まれたが、ライト以外は死に、両親も死んだ。AWではライト1頭を飼育していたが、今回の引っ越しでホッキョクグマはいなくなった。

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