NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第114話が15日、放送され、ヒロインの義父、梅津勝(山口智充)にツッコむ息子の貴司(赤楚衛二)に爆笑する視聴者が相次いだ。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、主人公の舞(福原遥)がさまざまな人たちと出会い、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。現在、第24週「ばんばの歩み」(第112~116話)が放送中で、この日、脳梗塞で倒れた祖母、才津祥子(高畑淳子)のもとに駆けつけた舞と母の岩倉めぐみ(永作博美)が五島から東大阪の自宅に戻った。
五島うどんを「ほぼほぼお好み焼き」
勝とその妻、雪乃(くわばたりえ)は岩倉家の隣家でお好み焼き屋「うめづ」を営んでおり、舞たちの留守中も、2歳の娘、歩の面倒を見ていた貴司をサポートしてくれていた。この日の放送で、舞とめぐみは、そのお礼として2人を岩倉家に招き、五島のおみやげや郷土料理を振る舞った。
勝たちは「めっちゃうまい!」などと大喜び。五島うどんをほめた雪乃にめぐみが「椿油でコーティングされてるからどんだけゆで過ぎても伸びひんのよ」と説明すると、勝が「えっ。油と小麦粉ということはもう、ほぼほぼお好み焼きやん」とボケをかました。貴司は勝に「ちゃうで」と冷静にツッコみ、雪乃も「何でやねんな」。めぐみも「ちゃうな」と爆笑した。それでも「伸びひんお好み焼きっちゅうことやろ?」などと続ける勝に貴司はまたも「いや、ちゃうで」と淡々とツッコんだ。
視聴者「貴司渾身の『ちゃうで』」「完全に赤楚くん」
このテンポの良いやり取りに視聴者も爆笑。なかでも貴司の返しに注目が集まり、SNSには「貴司渾身の『ちゃうで』」「シンプルなツッコミ笑った」「『ちゃうで(強め)』」「スピードw」「ちゃうでのタイミング ご両親から指導入ったんかなあw」「貴司と親父さん最高」といった声が相次いだ。貴司の反応が赤楚のアドリブだと考える視聴者も少なくなく、「これもアドリブか?笑 めっちゃ冷静なツッコミでウケるw」「完全に赤楚くんのツッコミやったわ。ぐっさんナイス」などといったコメントも寄せられた。
朝ドラファンはめぐみの笑い方にも注目。「おそらくぐっさんのアドリブに食らいつく貴司とめぐみさん」「めぐみさんまじで笑ってたwぐっさんさすが」などの書き込みもあった。