NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第113話が14日、放送され、ヒロインの義父、梅津勝(山口智充)が口にした「はいチーズ、うめづ、バファローズ」というフレーズに爆笑する視聴者が相次いだ。
貴司の背後から「はいチーズ、うめづ…」
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、主人公の梅津舞(福原遥)がさまざまな人たちと出会い、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。現在は第24週「ばんばの歩み」(第112~116話)が放送中で、この日、祖母、才津祥子(高畑淳子)が脳梗塞で倒れ、舞と母のめぐみ(永作博美)が急きょ五島へ向かうことになり、舞の夫、貴司(赤楚衛二)が2歳の娘、歩の面倒を見ることになった。
五島についた舞は、祥子の家から貴司に電話をかけ、「歩、どう?何してる?」と心配そうに様子をうかがった。東大阪の家には勝と妻の雪乃(くわばたりえ)が来ており、舞は「ああ… 来てくれはったんや。ようお礼言うといて」と安堵(あんど)。「こっちは心配いらんから」と声をかけた貴司に舞は「明日の夜には帰るな」と伝えた。貴司が電話を切ろうとしたとき、背後から、勝が「はいチーズ、うめづ、バファローズ。よいしょ」と歩をあやす声が聞こえ、これに貴司は思わず「ハハハ…」を声を出して笑みを浮かべた。
勝は当時存在した地元のプロ野球チーム、近鉄(オリックスに吸収)の大ファンで、経営するお好み焼き屋「うめづ」の店内には懐かしいユニフォームや応援グッズがズラリ。接客する際も常にキャップとユニホームを着用しており、SNSで「バファローズガチオタ設定か」などと話題になった。近鉄が「オリックス・バファローズ」と姿を変えた後は、近鉄の歴代のユニホームと一緒にオリックスのユニホームも店内に飾っている。
ネットは「これ、アドリブっしょw」と大盛り上がり
この日の山口のセリフに視聴者は「チーズ、梅津、バファローズてw」「きっと勝さんの鉄板ネタ。お好み焼き屋だけに」「勝さん、歩ちゃんにバファローズ吹き込まないでw」「英才教育だ笑」「もし舞いあがれオフ会するってなったら写真撮る時の掛け声は『はいチーズ、うめづ、バファローズ』に決定」などと大爆笑。このセリフについて「これ、アドリブっしょw」「ここ、ぐっさんのアドリブかもね(脚本家の桑原さん?)」「カット尻にぐっさんがその場で足したアドリブでしょうね」などと予想する声も少なくなく、貴司のリアクションにも「貴司くん、リアルに笑っちゃってるじゃん」「素の赤楚さんが笑っちゃってましたね」「笑いをこらえきれない貴司くん(笑)」「笑顔にキュン」といった声が多数寄せられた。