農林水産省は14日、国が輸入して製粉会社などに売り渡す小麦(主要5銘柄)の平均価格について、令和5年4月期(4~9月)は4年10月期(4年10月~23年3月)に比べ5・8%引き上げることを決めた。
値上げ率は、ルール通りに算定すると13・1%となる見込みだったが、物価高で苦しむ家計の負担を和らげるため値上げ率を圧縮した。
野村哲郎農林水産相が14日の閣議後の記者会見で明らかにした。