聴覚障害児への賠償減額は「差別」 大阪の重機事故訴訟で遺族側が控訴

産経ニュース
大阪高裁
大阪高裁

大阪市生野区で平成30年、聴覚支援学校の児童ら5人が重機にはねられて死傷した事故で、死亡した井出安優香(あゆか)さん=当時(11)=の遺族が運転手の男(40)らに損害賠償を求めた訴訟で、遺族側が、聴覚障害を理由に賠償額を減額した大阪地裁判決を不服として大阪高裁に控訴したことが13日、分かった。10日付。

争点は将来得られるはずだった収入「逸失利益」をいかに算定するか。2月27日の地裁判決は全労働者の平均年収(約500万円)の85%と判断したが、遺族は「減額は障害者差別」と訴えていた。運転手側は聴覚障害者の平均年収(約300万円)を基に算出すべきと主張していた。

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

  1. 鳩山元首相「子供じゃあるまいし」首相ウクライナ電撃訪問

  2. 立民・原口氏「帰ったら総辞職を」首相ウクライナ訪問

  3. 中露〝蜜月崩壊〟習主席がプーチン氏見捨てた!? 「ロシアの敗北は時間の問題」中国元大使が発言 インドの浮上で変わる世界の勢力図

  4. 【安保法案特別委採決】辻元氏、涙声で「お願いだからやめて!」と絶叫 民主、プラカード掲げ抵抗

  5. 【侍日記】ヌートバー、斎藤佑樹氏と再会し熱い抱擁

今、あなたにオススメ