徳島県内の警察署で勤務する20代の男性巡査長が、自家用車を飲酒運転して自損事故を起こしたとして、徳島県警が道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告)の疑いで事情を聴いていることが13日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、巡査長は10日午前5時ごろ、徳島市の国道11号で車の左前部を縁石に接触させ、そのまま走り去った。目撃者が110番し、警察官が同県松茂町のコンビニ駐車場で車と巡査長を発見。酒の臭いがしたため呼気検査をしたところ、基準値を超すアルコールが検出された。
巡査長はこの日、非番だった。県警は詳しい事故状況などを調べており、処分も検討する。