14日に最終回を迎える連続ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系)の撮影現場がオールアップし、主演を務めた吉高由里子ほか、北村匠海とディーン・フジオカからコメントが届いた。
脚本家、大石静さんによる完全オリジナルストーリーで、医療裁判をきっかけに大学病院を追われた産婦人科医の雪宮鈴(吉高)と、10歳年下で生まれつき耳が聞こえない遺品整理士、柊一星(北村)の「大人の恋」を描く本作。ディーンは、鈴と共にのどかな海街にあるマロニエ産婦人科医院で働く45歳の新人医師、佐々木深夜役で出演した。
吉高由里子「喜びを大切に咀嚼しながら卒業」
吉高は北村とともに撮了を迎えた。「こんなに早く終わると感じたドラマは初めてです。このドラマの現場は私にとって、“当たり前の日常”になっていました。いろんなところへ行って、もう二度と来ないんだろうな…と思うような道を、一星やスタッフの皆さんと一緒に歩いて…。思い出がいっぱいある、その日常が奪われてしまう寂しさが、明日からすごく襲ってきそうです」とコメント。
そのうえで「今回の現場では、私が10代や20代前半だった頃にご一緒したスタッフさんとも再会できて、すごく懐かしくもなったり、また会えるって嬉しいなと改めて思ったりもしました。きっと明日からはすごく寂しくなると思うけど、その寂しさを紡いでいったら、『寂しい分だけ現場に浸れていたんだよ』っていう喜びが出てきそうな感じがします。その喜びを大切に咀嚼しながら、この現場を卒業していきたいと思います。ありがとうございました!」と話した。
北村匠海「普通のお芝居をするのが怖い」
一方、北村は、「何ですかね、このしんみりムードは(笑)。こんなに撮影が終わってほしくないなと思うことは、ちょっと久々だったりします」と現場を回顧。