米銀行で過去2番目に大きな経営破綻が起きてから最初の取引となった週明け13日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続落した。米景気の後退懸念から売り注文が集まり、前週末終値に比べて一時500円余り下げ、取引時間中として約1週間ぶりに2万8000円を割り込むなど全面安となった。
投資家のリスク回避姿勢が強まり、日本の長期金利は一時約3カ月ぶりの低水準に急低下。外国為替相場は早朝に一時約1カ月ぶりの円高ドル安水準を付け、相場は大荒れの展開となった。
午前11時現在は前週末終値比467円49銭安の2万7676円48銭。東証株価指数(TOPIX)は42・64ポイント安の1988・94。