(WBC1次リーグB組、日本-チェコ、11日、東京D)WBC初出場のチェコ代表が一回、昨季完全試合を達成した日本の先発、佐々木(ロッテ)から中野(阪神)の失策も絡み1点を先制した。先発のサトリアは緩急自在の投球で、大谷(エンゼルス)から空振り三振も奪った。
試合前、日本の報道陣にも異例のチェコ代表のメディアガイドが配布された。プロ組織のない同国。掲載された全選手のプロフィルには「Job(職業)」の欄があり、消防士や教員などさまざまな職業が並んだ。
以下、チェコ代表の日本戦のスタメンと職業。
1番・遊撃 V・メンシク(学生)
2番・DH ソガード(元カブス)
3番・中堅 フルプ(アメリカ大学生)
4番・捕手 チェルベンカ(生活雑誌広報)
5番・右翼 M・メンシク(野球チーム監督)
6番・一塁 ムジーク(グラウンドキーパー兼コーチ)
7番・左翼 エスカラ(米独立リーグ選手)
8番・三塁 スモラ(多国籍企業「KPMG」監査人)
9番・二塁 ハイトマル(営業担当者兼野球指導者)
投手・サトリア(電気会社技術者)