ツインズの前田健太は9日、フロリダ州フォートマイヤーズのキャンプ地でキャッチボールなどをこなし、次回登板予定の13日(日本時間14日)のヤンキース戦に備えた。
WBCが始まり、原点を思い返した。メジャーに挑戦したきっかけは、プロ野球広島時代の10年前に初出場した第3回大会。大リーガーのレベルの高さを肌で感じ、「世界って広いなと思った」。言葉や食事など環境面での苦労も「自分の糧になる」と捉え、大会後から米国でプレーしたい思いが芽生え始めたという。
計15回で1失点と好投し、メジャーのスカウトの目にも留まった。「自分にとっては、すごく可能性が広がった大会だった」と懐かしんだ。(共同)