露独パイプラインのガス漏れ、親ウクライナ勢力の攻撃か 米紙報道

産経ニュース
昨年9月、「ノルドストリーム2」から漏れたガスの気泡(ロイター=共同)
昨年9月、「ノルドストリーム2」から漏れたガスの気泡(ロイター=共同)

米紙ニューヨーク・タイムズは7日、ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」で昨年9月に起きたガス漏れについて、親ウクライナのグループによる攻撃が原因だった可能性があると報じた。米当局の機密情報に基づくとしている。

同紙によると、米当局はウクライナのゼレンスキー大統領や軍幹部を含め、同国が攻撃に関与したとはみていない。実行犯はロシアのプーチン大統領と敵対する立場にあると推測されるものの、グループの素性は不明点が多く、メンバーも特定できていないという。

また、攻撃にロシア政府が関与した証拠も見つかっていない。実行犯はウクライナ人かロシア人、あるいは両者の組み合わせの可能性が高く、米国人や英国人は関与していないという。

スウェーデンの検察は昨年11月、現場で爆発物の痕跡が見つかり「破壊工作」だったと結論付けたと明らかにした。ロシア国防省が同10月、ウクライナ軍を支援する英軍関係者が関与したテロだと発表するなど、さまざまな見方が出ていたが、実行犯を特定できない状況が続いている。(共同)

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