ブリンケン米国務長官は7日、プライス国務省報道官が今月退任すると発表した。バイデン政権が発足した2021年1月から約2年2カ月にわたって報道官を務め「米外交の顔と声になってきた」とねぎらった。AP通信は、後任が決まるまでパテル副報道官が職務を担うと伝えた。
報道官は国内外のメディアに向けて記者会見を行い、日々の国際情勢に関する声明も発表する。国務省によると、プライス氏は報道官就任前、中央情報局(CIA)分析官などを歴任。ブリンケン氏は、プライス氏が今後も国務省で勤務を続けると説明した。(共同)