(WBC強化試合、阪神4-7WBC韓国代表、7日、京セラ)こんなことを書くと怒られるかもしれない。そろそろ、勝利が見たい。
編集局につくと、当番デスクの野下俊晴が阪神-韓国の中継を見ていた。また、負けている。それでも野下は珍しく? ニコニコしていた。
「野球は楽しく見なくちゃね!」
その通りである。阪神が最後に勝ったのは2月25日のヤクルト戦(○5-2)。そこから10日も白星がないことになる。たかがオープン戦、練習試合。されど…。
日本代表との戦いから一夜明けたこの日も、虎番たちは大忙しだった。邨田直人は午前9時からの練習を取材するために甲子園に行き、その後、会社へ。原田遼太郎は韓国戦に備えて、朝から京セラドームに乗り込んだ。原田はデーゲームだった6日のオリックス-韓国からずっと京セラにいる。デー→ナイター→デーと野球漬けだ。
岡田監督は甲子園で大山に熱血指導をしていたという。無理もない。不動の4番として期待されている中、オープン戦は13打数1安打(打率・077)。いかに開幕前とはいえ、調子が上がってこないのは気になる。
和田監督時代の2012年もオープン戦で苦労した。5勝10敗2分で最下位。当時の上司から「和田監督に打線について責任をどう感じているのか、聞いてこい」と指示されて、困った。就任1年目でシーズンにも突入していないのに。