英誌エコノミストは8日の国際女性デーを前に、先進国を中心とした29カ国を対象に女性の働きやすさを指標化した2022年のランキングを発表した。首位のアイスランドをはじめ、上位4カ国を北欧諸国が占めた。日本は28位で、最下位は韓国。日韓両国は少なくとも16年から7年連続で、同じ順位に甘んじている。
日韓両国について同誌は、女性がいまだに「家庭と仕事のどちらかを選ばなければならない状況」にあると指摘した。
給与や教育の水準、労働参加率それぞれの男女格差など、10項目を基に順位を付けた。対象は、日米欧を中心とした経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国のうちの29カ国。女性の活躍を妨げる意味の「ガラスの天井」の指標として毎年実施している。