世界陸連は国際女性デーの8日、男女平等に向けた公約を発表し、女性理事の比率を4割に引き上げることを掲げた。8月の改選で現在の8人から10人以上にし、副会長のうち少なくとも1人を女性にする。世界選手権では2025年東京大会までに、女性指導者の割合を2割以上に増やす。
また、ロシア侵攻の影響を受けるウクライナ選手が、今年8月の世界選手権ブダペスト大会などに参加できるよう、昨年同様に基金で支援する。
世界陸連のコー会長は「現在は平等な機会が与えられているとは言えない。女性選手や役員に対し、キャリアを重ねるために必要なツールと環境を提供することが大事だ」と訴えた。(共同)