女優、広瀬すずとKing & Prince・永瀬廉の共演で話題の連続ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)の第8話が7日、放送され、劇中で永瀬が渡辺美里のヒット曲「My Revolution」をアカペラで歌い、SNSを沸かせた。
脚本家、北川悦吏子さんが完全オリジナルで手掛ける“世界で一番美しい”ラブストーリー。九州の片田舎で育ち、幼なじみの婚約者を追って上京した浅葱空豆(広瀬)と、音楽家を目指す海野音(永瀬)のなかなか恋が始まらない愛おしい日々を描く。東京で運命的な再会を果たした2人は、不思議な巡り合わせから共同生活を送ることになった。やがて2人の心の距離は近づいていったが、互いに自分の気持ちに素直になれないでいた。「ビート・パー・ミニット(BPM)」という男女ユニットを結成した音は、新曲のミュージックビデオ(MV)がサブスク再生回数700万回を突破するヒットを記録。レコード会社が用意してくれたマンションに引っ越すことになった。
永瀬が甘い声でアカペラ披露
この日の放送で、BPMがテレビの音楽番組に出演することが決定。空豆も憧れだった高級ブランドでデザイナー見習いとして働き始め、初のファッションショーを開くことになった。
音が引越しを翌日に控えた晩、2人が生活する「雪平邸」の家主、雪平響子(夏木マリ)は、「My Revolution」のサビを歌いながら空豆と音にミカンを渡し、歌詞にならって「明日が変わっていくのね。2人とも出てっちゃうのね~」と寂しげに話しかけた。勘違いをしている響子に空豆は、自分は出ていかないと述べ、小さなファッションショーが決まったと報告。洗濯物をたたんでいた音は「すごいじゃん」と喜び、空豆は、「もうちょっとで桜も咲くね。こたつも片付けないと」と話す響子に「もうちょっと、このままでいいと」とテーブルの上に両腕をおいてこれを拒否した。そのまま横になって休む空豆を優しく見つめた音は、アカペラで「My Revolution」を歌い始め、響子は「おお、知ってんね~」と感心。音も「懐かしい、この歌」とうれしそうに話した。
SNSに永瀬の美声をたたえる声
小室哲哉作曲で1986年1月にリリースされた渡辺の4枚目のシングル曲で、週間オリコンチャートで初の1位を獲得した彼女の代表曲でもある「My Revolution」。音による突然のアカペラに、ツイッターには「うそやん、音くんMy Revolution歌ってる」「夏木マリと永瀬廉がMy Revolution」「音くんが歌うMy Revolution聴けるなんて」「私、渡辺美里のFC入ってたからちょっと感動」「音くんのアカペラ。さすが上手~全部聴きたい!」などと大きな反響が寄せられた。
永瀬は99年生まれのため、なかには「懐かしい…って。それ私ら世代のセリフよw」「中の人はMy Revolution知らなそーだけど笑」「永瀬廉くんが知ってるとは到底思えなくて年代感じてしんどみ」といった声も。また、この楽曲の歌詞を、空豆になかなか告白できない音の心境に重ねて「この歌詞は音と空豆かな?」「この歌詞が今のストーリーとリンクしすぎてて涙出てきた」などと書き込むファンも散見された。