米大リーグ、メッツの千賀滉大投手(30)が5日(日本時間6日)、フロリダ州ジュピターでオープン戦初先発となるカージナルス戦に登板。2回を投げ、1安打1失点、2四球、2三振、42球だった。最速は98・6マイル(158.7キロ)をマークした。降板後に行われた日米メディアに対しての主な一問一答は以下のとおり。
--オープン戦初先発の心境?緊張したか?
「緊張、、緊張というよりかは、やっと対外試合だなっていう。上がってくる感じはありましたけど、緊張ではまだなかったです。」
--今日の登板の自己評価?
「満足に関しては何もないけど、とにかくピッチクロックの使い方をもう一回見合わせる。まだまだオープン戦はあるので、もうちょっとその辺は合わせていきたいのが、一番最初の印象かなと思います」
--ピッチクロックを実践で使ってどうだったか?
「すごいバッター、名だたる打者も3、4番にいましたし。すごい自分の中で楽しみにマウンドに上がったんですか、いざマウンドに上がるとピッチクロックのことを思い出して。“あ、あと何秒だ”みたいな感じになって。そのすごい頭の中がピッチクロックでいっぱいだったのが正直なところです」
--金曜日に残って、シャーザー投手の投球を見ていたのは?
「見ていてすごいその時計を見ながら投げている印象がすごいあって。どこまで時計を使いながらバッターとの駆け引きができるのかというところをやっている印象があったので。本当に時計の使い方っていうのも出てくるのかなという印象を受けます、今後」
--シャーザーの投球から学んだことはあるか?
「ピッチクロックのやつはあんまりわからないけど、横で見ていてとにかく球の強さみたいなのに、やっぱり改めて驚きましたし、僕もああいう存在になっていけるようにしっかり取り組みたいなっていう風に、良い影響を受けたと思います」
--オープン戦初登板の心境?
「そうですね、とにかくあの僕の性格上、やっぱり興奮しすぎて行き過ぎないようにっていうところは今日の一つテーマに上げていたんですが。マウンド上でとにかく自分のリズムとかじゃなくて、やっぱりピッチクロック見ながらの登板になってしまったので。すごい難しかった印象があります」
--次回登板への課題?
「とにかく(ピッチクロックの)残り5秒って見た瞬間に、肩に力入っている自分がいたのがわかったので、そんなに焦ることなく5秒でも意外とある、って自分に言い聞かせながらいきたいなと思いますし。もう色々なことが初めての経験だったんですが、もっと楽しめるマウンドかなと思ったんですけど。なんか本当に、頭の中にあるのが、電光掲示板の数字が減っていくイメージしか残っていないので……」