(侍ジャパン壮行試合、WBC日本代表ー阪神、6日、京セラ)世界レベルの打撃に阪神ナインも釘付けだった。試合開始前に日本代表・大谷翔平投手(28)=エンゼルス=がフリー打撃を行った。 バントで球筋を確かめた後のファーストスイング。白球はいきなり京セラドームの5階席に着弾した。どよめく場内に、一塁ベンチ前でアップを行っていた阪神勢も動きを止めて注視。佐藤輝明内野手(23)はドラフト1位の森下翔太外野手(22)と並んで大谷の打撃を見つめた。大谷は24スイングで柵越え6本。その一本一本にファンは歓声を上げた。