見せた侍ジャパン・ダルビッシュの修正力 いきなり死球「動揺」2失点〝降板〟も…仕切り直し1安打0封/WBC

サンスポ
中日の打者相手に投球したダルビッシュ。序盤こそ動揺から乱れたが、すぐさま修正する辺りはさすがだった(撮影・宮沢宗士郎)
中日の打者相手に投球したダルビッシュ。序盤こそ動揺から乱れたが、すぐさま修正する辺りはさすがだった(撮影・宮沢宗士郎)

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のダルビッシュ有投手(36)=パドレス=は2日、バンテリンドームで中日との合同練習に臨み、打者を相手にした投球練習で3イニングを想定して50球を投じた。序盤こそ制球がばらつき2失点したが、高い修正力を発揮。10日の1次リーグ・韓国戦での先発に向けて手応えをにじませた。2番手で登板した宇田川優希投手(24)=オリックス=は、2回1安打無失点、3奪三振と存在感を見せた。

年輪を刻んだ指先は、軌道修正の術を知っている。最後の50球目。決め球のフォークボールを鋭く落とし、バットに空を切らせた。尻上がりに調子を上げたダルビッシュが、自身の投球に及第点をつけた。

「最初はちょっと変な感じがしたけど、最後の方はちょっとずついい球が出てきた。全体的にはまあまあかな」

合同練習を行った中日の打者と対戦。野手が守備に就いた状況で、3イニングを想定して腕を振った。立ち上がりは制球が定まらず、1番・岡林への2球目が死球に。「中日の今後の状況を考えて動揺してしまった。そこから、なかなか右(打者)のインコースにいけなかった」。思い通り球を操れず、思わず声を上げる場面もあった。

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