神奈川県大和市西鶴間の住宅で今月1日、職業不詳の住人、木内健一さん(67)が死亡しているのが見つかり、県警は3日、死因が失血死であることなどから殺人事件と断定した。親戚とみられる70代夫婦の住宅で2月下旬に火災が発生、夫婦とみられる2遺体が見つかっており、県警は木内さんの事件後に心中を図った可能性があるとみて関連を捜査している。
県警などによると、木内さんの親戚とみられる座間市の無職の夫(77)と妻(71)が住む住宅で2月26日に火災が発生。夫婦とみられる遺体の死因がいずれも出血性ショックで、現場の状況から心中の可能性がある。
2遺体の身元特定の捜査で警察官が今月1日、木内さん方を訪問し、木内さんの遺体を発見した。司法解剖の結果、木内さんは2月下旬に死亡したとみられる。