3日の東京株式市場の日経平均株価は反発して始まり、上げ幅は一時200円を超えた。前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が続伸したことを好感し、東京市場でも買いが先行して幅広い銘柄が値を上げた。
午前9時40分現在は前日終値比192円78銭高の2万7691円65銭。東証株価指数(TOPIX)は10・76ポイント高の2005・33。
前日の米ダウ工業株30種平均は前日比341・73ドル高の3万3003・57ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを加速することへの警戒感が後退し、買い注文が優勢となった。
東京市場でもこの流れを引き継ぎ、割安感のある銘柄などに買い注文が入った。カジュアル衣料品店「ユニクロ」の国内既存店の2月売上高が好調だったファーストリテイリングが急伸し、平均株価を押し上げた。