(侍ジャパン壮行試合、WBC日本代表−中日、3日、バンテリンD)ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(28)=エンゼルス=が、羽田空港発のチャーター機で名古屋空港に到着し、その後バンテリンドームへ移動。壮行試合前の練習をこなすチームに合流した。WBC初戦となる9日の中国戦(東京ドーム)で先発が有力の右腕は、壮行試合前に取材対応に応じた。主な一問一答は以下の通り。
――チーム合流した
「何とか無事に健康な状態で合流できたのでそれが一番かなと思いました」
――状態は
「ちょっとまだ時差ぼけがありますけど、早めに調節してしっかり調整したいと思います」
――スタンドの歓声は
「いっぱい入ってもらってありがたいですし、人工芝なのでスプリントとかも注意しながらしっかりとやっていきたいと思います」
――チームメートとは
「一通り挨拶は、コーチ陣も含めて久しぶりに会う方もいるので挨拶しました」
――栗山監督とは
「普通にありがとうというか、頑張ろうな、というふうに。こちらも宜しくお願いしますと言わせていただきました」
――本戦まで1週間を切っている
「まず一番は時差ぼけを治して、ベストなパフォーマンスをゲーム時間に持ってこられる準備をしたいなと。練習内容もそれに合わせて強度を上げていくというところかなと思うので、試合前に後何回ブルペン入るか分からないですけど、そういう強度でしっかり練習できればいいんじゃないかなと思います」
――世界一奪還へ必要なことは
「ロースコアになるのが一番理想だと思うので、その中で1点を大事にしながら、1点を取るのも、守るのも1点1点しっかり防いで、取っていくというのが最終的に一番勝ちやすいパターンだと思うので、大味にならないように丁寧に試合を運べるようにしていけば勝てるんじゃないかなと思います」