一流選手は香りも上品だ。「めっちゃいい匂いがします。(山本)由伸さんは常にいい匂いです」。チーム最年少20歳の高橋宏(中日)は、ナインの匂いに驚いているという。
〝大人の階段〟を上ろうと、チーム合流前に香水を求めて買い物に出かけた。ただ、高級ブランドを探し求めたわけではなく、向かった先は庶民的。「いい匂いをまとわりつけたいと思ってイオンに行きました」といたずらっぽく笑った。
先輩たちに羨望のまなざしを向けるばかりで、まだ香水は使っていないという。「みなさんがつけているので、自分もその空間にいればいい匂いなのかな」と初々しかった。(智)