阪神・岡田監督「日本人で十分いける」 開幕守護神・浜地あるぞ

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甲子園のマウンドで投球練習する浜地(撮影・林俊志)
甲子園のマウンドで投球練習する浜地(撮影・林俊志)

阪神は1日、甲子園で全体練習を行った。岡田彰布監督(65)は開幕守護神について「日本人でも十分いける」と明かし、浜地真澄投手(24)が有力候補に浮上した。

助っ人に頼らなくても、イキのいい抑え候補はいる。岡田監督はぽかぽか陽気の一塁アルプス席に腰かけ、不敵に笑った。新戦力のビーズリーの離脱が長引いても、カバーできる。

「まあ、いなかったらいなかったで日本人(投手)で十分いけるからな。まあ、だから『絶対治せよ』とは言ってない。早く戻ってきたらええと思うよって」

2月26日の日本ハムとのオープン戦(名護)でビーズリーは来日後初登板したが、登板後に右足の不調を訴えた。27日のキャンプ打ち上げ前に帰阪し、この日の全体練習には姿をみせたが、別メニュー調整だった。シーズンでの守護神候補筆頭はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の湯浅だが、WBCの日程的にも開幕は厳しい。そこで、代役候補にビーズリーとK・ケラーを見込んでいたが、K・ケラーも不調で当てが外れた形だ。

指揮官はビーズリーについて「手術したあれ(古傷の右膝)は全然関係なかったんよ。膝裏やなあ」と因果関係を否定した上で、「そらかかるやろなでもなあ、膝、うーん」と復帰に時間がかかる見通しを語った。

だが、岡田虎には不測の事態に対応できる投手力がある。昨季52試合の登板で防御率1・14とブレークした24歳の浜地も順調に調整中。若虎のオープン戦登板後、虎将も「浜地なんかまだ普通に投げとるからな、その辺はちょっとこれからな」とストッパー候補にすることを示唆。浜地はこの日の全体練習で調整し、「競争も激しいので、まずは開幕に残ることを第一にやる」と力を込めたが、自身が開幕守護神を務める可能性が浮上した。

3月31日のDeNA戦(京セラ)との開幕戦は誰に抑えを任せるのか-。岡田監督はビーズリーの開幕に合わせた復帰についても「そんなん言うてない。期限も言うてない、1年間で治したらええと思うけど」と突き放すように話したが、外国人投手に頼らなくても大丈夫。計算の立つ戦力はすでにある。(新里公章)

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