一人でも多くの人が快適で暮らしやすいユニヴァーサルデザイン(UD)社会の実現に取り組む活動を称える「IAUD国際デザイン賞2022」(主催・一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会=IAUD)の表彰式が1日、オンラインで行われた。
イスラエル、英国、韓国、ドイツなど世界8カ国31件がエントリー。大賞には、UDの原則を適用して新旧の建物を統合し、あらゆる人への学習の場を実現した西ノルウェー応用科学大学「クロンスタッドキャンパス」と、世界中のスタッフにアクセシビリティに関するトレーニングを提供する英国大手金融機関HSBCの取り組み「アクセシビリティハブ」写真(IAUD提供)=が選ばれた。
さらに「金賞」8件、「銀賞」8件、「銅賞」4件、「学生デザインチャレンジ賞」1件も発表された。平成22年創設の「IAUD国際デザイン賞」は今回で12回目となり、表彰式には世界14カ国から約200人が参加した。IAUDは今年も「IAUD国際デザイン賞2023」を実施する。詳細は近日中に同協議会HP(https://www.iaud.net/)に公開。