韓国紙に異例の「反日批判」広告 『反日種族主義』編著者が「日本との歴史問題ない」「一大汚点」〝卑屈外交〟の中断を韓国政府に求める 

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韓国紙「朝鮮日報」に掲載された意見広告
韓国紙「朝鮮日報」に掲載された意見広告
李栄薫氏
李栄薫氏

日本の朝鮮統治に抵抗して起きた「三・一独立運動」の記念日を迎えた1日、韓国を代表する新聞「朝鮮日報」に驚くべき意見広告が掲載された。いわゆる「元徴用工」訴訟問題をめぐり、韓国政府に日本との「歴史問題はない」と宣言するよう要望したのだ。広告を出したのは日韓両国でベストセラーとなった『反日種族主義』の編著者、李栄薫(イ・ヨンフン)氏で、歴史的事実に基づかない尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の外交を批判している。

<謝罪を物乞いする 卑屈な外交を 中断せよ!>

朝鮮日報のオピニオン面に掲載された意見広告はこんな刺激的な見出しを掲げている。

日韓の請求権問題は、1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決」している。ところが、韓国最高裁は2018年、日本企業に元徴用工への賠償を命じる「異常判決」を出した。韓国政府はこの問題の解決策として、韓国の財団が賠償支払いを肩代わりする案を提示し、原告などが日本側の謝罪を求めて強く反発していることから、日本政府に「誠意ある呼応措置」を求めている。

広告に記された文章では、韓国最高裁の判決を「歴史上消すことができない一大汚点」、韓国政府の日本政府への対応を「先進文明国家としては決して行ってはならない卑屈な外交だ」と批判した。そのうえで、「卑屈外交」の中断を求めた。

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