DeNAは1日、横浜スタジアムに横浜総鎮守である伊勢山皇大神宮より神職を招き必勝祈願を行った。
平日の昼間にハマスタに詰めかけた、熱烈な1800人のベイスターズファンを前に、就任3年目を迎える三浦監督は高らかに宣言した。
「ここにいるファンの皆さま、そして全国のファンの皆さまとともに、今年のチームスローガン『横浜頂戦』のもと、全員で頂点に上り詰めていきましょう!」
横浜総鎮守である伊勢山皇大神宮より本拠地に神職を招いて、南場オーナー、木村球団社長をはじめ、首脳陣、選手、スタッフ、職員、マスコット、そして無料で開放されたスタンドに集まったファンが一体となって行う必勝祈願。昨季から新たに始めた取り組みだ。
初年度の昨季、いきなり球団新記録のハマスタ17連勝の快挙を達成。本拠地で10個の貯金をつくる〝御利益〟を受けた。縁起のいい必勝祈願から始まる今季は、4年ぶりに声出し応援解禁が見込まれ、指揮官は「またこの横浜スタジアムで満員の中で試合ができるということで、わくわくしている」と胸を躍らせた。
就任1年目の最下位から、『横浜反撃』をスローガンに昨季は2位に返り咲いた。『横浜頂戦』を掲げる今季、目指すのは1998年以来遠ざかるリーグ優勝、日本一のみだ。「全員で頂点を目指してやっていきます」と三浦監督。現役時代からともに戦ってきた横浜のファンに〝必勝〟を約束した。(浜浦日向)