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悪口や嫉妬は〝動いた〟証拠として歓迎する おばあさん2人の会話に学ぶ

ZAKZAK

「一言多い」性格を自認している私にとって、他人事とは思えません。「自分もこんなふうに言われているのだろうな」と少々めげながら聞いていました。

ちなみにこの種の悪口を言われないためには、「当たり障りのないことしか言わない」に限ります。危なっかしいことは一切、口にせず、相手を否定せず、いつもニコニコ笑顔で相づちを打つ。それが一番。周りを見渡せば、世の中にはそんな人が多いです。皆さんの職場にもそんな人が多いですよね?

AさんBさんの話はまだまだ続きます。今度は悪口の標的がCさんからDさんに移りました。おそらくこのあとEさんに移っていくのでしょう。だんだんわかってきました。このような悪口事例のポイントは「悪口を言われる側」より「悪口を言う側」にあります。

AさんとBさんはご自身の現在の生活、家族との人間関係や金銭面について少なからず不満を抱えていらっしゃる。もっと私は大切に扱われるべきである、お金をもらうべきである、と。でも大人になると「もっとやさしくして」「もっとお金ちょうだい」と素直に表現できなくなります。すると「私を大切に扱わない」「正当な金銭を渡さない相手が悪い」という攻撃に転じるようです。

つまり、他人への悪口は、自ら抱えている不満の発露なんですね。おばあさんは素直なのでわかりやすいですが、現在のビジネス界はそこに「社会的正義」をまぶして表現する人が増えています。コンプライアンスやダイバーシティーといったキーワードの下、非難や悪口を通り越して「弱者を叩く」行為が散見されるのがとても気がかりです。

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