2月28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比232・39ドル安の3万2656・70ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利の引き上げを加速し、市場予想より高い水準にすることを警戒した売り注文が膨らんだ。
堅調な米経済指標が相次いでいるのを受け、FRBが3月21~22日の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で決める利上げ幅が前回より拡大するとの観測が強まった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、11・44ポイント安の1万1455・54。
個別銘柄では金融のゴールドマン・サックス、医薬品のメルクの下落が目立った。小売りのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスは買われた。(共同)