NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第104話が1日、放送され、ヒロインの兄、岩倉悠人役を演じる関ジャニ∞横山裕の芝居が注目を集めた。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、主人公の梅津舞(福原遥)がさまざまな人たちと出会い、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。悠人は、子供の頃から油の匂いと機械音がうるさい工場の町を嫌い、東大卒業後、大手電機メーカー勤務を経て投資家に転身した。「リーマンショックを予測した若き天才投資家」としてメディアをにぎわせるなど時の人となったが、インサイダー取引に関与したとして、金融商品取引法違反の罪に問われ懲役3年、執行猶予5年の判決を受けた。
悠人と久留美が再会
この日は、そんな悠人が、舞の幼なじみ、望月久留美(乃木坂46・山下美月)と地元のカフェの前で再会した。悠人は、インサイダー取引の疑惑が浮上し、取材陣が実家などに殺到するなか、公園で倒れているところを久留美の父、佳晴(松尾諭)に発見され助けられたことがある。
悠人は久留美に「久しぶりやなぁ」と笑顔で話しかけ、大阪に戻り、近くに部屋を借りたと説明した。久留美が先輩に会う予定があるため立ち去ろうとすると、「あっ、待って。おやじさん元気?」と尋ね、変わらず元気でカフェの中にいると説明した久留美に「そっか。ありがと」と笑った。会話の後、久留美もひとりうれしそうな顔をした。
朝ドラファン「すっかり険が取れた」「笑顔見せた」
投資家時代は野心むき出しで舞や両親にも意地を張りあまり笑顔を見せることがなかった悠人。ヘアスタイルも金髪から黒髪に戻り、柔和になった表情に視聴者は大喜びで、SNSに「悠人まじで表情柔らかくなってた…」「前の殺気立った悠人が思い出せないくらい優しい顔」「見ました奥さん?くるみに会ったとき笑顔見せましたよ、悠人。あの悠人がですよ?!」「すっかり険が取れた顔して…」「丸くなったなあ」「『あ、待って』が優しすぎて号泣」といった声が殺到した。