歌い続けて45年 杉真理 ミスターメロディ交遊録

早世の盟友・須藤薫とは曲をもっと作りたかった 「今でも60’Sっぽい曲ができたときは歌ってくれたらって…」

ZAKZAK
須藤薫(左)と杉真理=2000年6月
須藤薫(左)と杉真理=2000年6月

多くのアーティストとコラボしてきた〝ミスター・メロディー〟杉真理(68)にとって、盟友ともいえるボーカリストが須藤薫だった。

独協大学に在学中から歌手活動をはじめ、1979年、平山三紀のカバー曲「やさしい都会」(荒井由実作詞、筒美京平作曲)でデビューした須藤。

彼女の名前が知られるようになったのは、松任谷由実のアルバム「SURF&SNOW」(80年)にコーラスで参加してからだろう。

そんな須藤との出会いについて、「プロデューサーの川端薫さんから、60’Sの香りのする曲を書いてほしいと頼まれたんです。〝迎合するのは何だかいやだなあ〟なんて思いもありましたが、自分で歌うわけじゃないからいいかと割り切って、曲を書いて、歌ってもらったら結構いいじゃないかとなったんです。僕は僕でこの路線もありだなと思えましたし」と振り返る。

一度は結婚・出産で音楽活動を停止していたが、98年にユニット「須藤薫&杉真理」で活動を再開させた須藤。

その魅力について、杉は「ポップス声で、湿っぽさがないのが薫ちゃんらしさなんですよ。ちゃんと楽曲のいいところを引き出してくれるし、しかもうまい」と話す。

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

  1. 【侍日記】20歳の高橋宏斗、先輩たちの匂いに驚き/WBC

  2. NHK朝ドラ「舞いあがれ!」最終週に柏木学生(Snow Man・目黒蓮)再登場! コロナ禍で貴司(赤楚衛二)心配する声も

  3. 【安保法案特別委採決】辻元氏、涙声で「お願いだからやめて!」と絶叫 民主、プラカード掲げ抵抗

  4. 大谷翔平〝VIP帰国〟のお値段 BTSらも乗せた高級ジェット機、食事もファーストクラスと同等 代表選手からは「超一流のメジャーはさすが」の声

  5. ダルビッシュ、大谷を絶賛「本当にすごいなとしか言いようがない」

今、あなたにオススメ