昨年8月に国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受けたDeNA・三嶋一輝投手(32)が24日、沖縄・宜野湾市でチームの休日を返上し、体を動かした。
復帰登板となった22日のロッテとの練習試合(宜野湾)で、七回を三者凡退に抑えて復活をアピール。このとき球場の球速表示では最速149キロだったが、「球団のスピードガンでは153キロでていたそうです」と明かした。
復帰登板では先頭打者の代打・藤岡に対し、相手の裏をかくかのようなカーブから入った場面について「相手だってアピールしなくてはいけないから打ってくる。分かり切った直球を投げるわけにはいかなかった。僕も11年目なんで」と改めて振り返った。
登板後にはたくさんの祝福のメッセージが届いた。「何件とか数えていないけど相当きました。普段とは比べものにならないくらい。反響は大きかったですね。まだ全部返し切れていません」と笑顔をみせた。