13日に85歳で亡くなった漫画家、松本零士さんの訃報が流れた20日、芸能界から悼む声が相次いだ。「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」で主題歌を務め、映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」で安田艦長役の声を担うなど松本作品の常連だったアニソン界の大王、ささきいさお(80)は20日、所属レコード会社を通じてコメントを発表。「果てしない夢をいだきながら、宇宙に旅立たれたことと思います。ご存命中は、いろいろとご指導いただき、有難うございました」と感謝し「これからも作品の心を大切に歌っていきます」と誓った。
また、劇場版「―999」で主題歌を担当したロックバンド、ゴダイゴのボーカル、タケカワユキヒデ(70)はこの日、自身のブログに松本さんとのツーショット写真を載せ、「松本零士さんが亡くなった。信じられない。コロナもあって長い間お会いしていないので、現実という気がしない。残念だ」と追悼。
2000年に故人と会った際にファンクラブの会報に載せたという文章を引用し、「お会いした時に、うれしそうな顔をしてくれるのが、僕にとっては、最高の御褒美です」と懐かしんだ。
同バンドのリーダーでキーボード担当、ミッキー吉野(71)は所属事務所を通じてコメントを寄せ、「本当に残念です。もっとお話を聞きたかった。いつも面白いお話で、ステージなどでお会いする時にその話を聞くのが、本当に楽しみでした」と残念がった。