秘密の新球で新守護神へアピールだ!! ヤクルト・清水昇投手(26)が20日、沖縄・浦添キャンプでブルペン入りし、高速フォークボールのような速く変化する新球を披露。4球を投じたが球種については「まだ秘密です」と明かさなかった。2020年から2年連続で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した右腕はクローザーのポジションを狙っており、ベールに包まれた新たな武器でその座を奪う。
肌寒さが戻った浦添で、清水は汗をぬぐいながら腕を振った。ブルペンで77球を投じ、そのうち4球は新球を披露。鋭く落ちる高速フォークボールのような球だったが、球種については「まだ秘密です」とニヤリと笑い、明かさなかった。
「新しい取り組みですね。真っすぐとフォークの間というか、どんな動きをするかは調子によって違ったりするので、それを確かめながらやっている。落ちるのか曲がるのかも投げてみないと分からない」
ベールに包まれた魔球だ。昨季は投球の80%以上を直球とフォークが占めていたが「2球種よりかは3球種、3球種よりかは4球種あれば、自分を助けてくれる。あって困らないので挑戦している。前向きに取り組んでいます」と投球の幅を広げるためにも新たな球種の習得に励んでいる。