侍ジャパン・牧秀悟、先端くりぬきバット導入 シュアプレイの〝新刀〟で世界斬り

サンスポ
先端がくりぬかれた侍ジャパン・牧秀悟(DeNA)の「シュアプレイ」製バット(シュアプレイ提供)
先端がくりぬかれた侍ジャパン・牧秀悟(DeNA)の「シュアプレイ」製バット(シュアプレイ提供)

WBC日本代表強化合宿(20日、宮崎)3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の牧秀悟内野手(24)=DeNA=が宮崎で行われている強化合宿に、先端部分がくりぬかれた新バットを持参していることが20日、分かった。

牧は1月末、アドバイザリー契約を結ぶ三共スポーツの野球ブランド「シュアプレイ」製のバットが削られている工場を初訪問し、中大時代からサポートを受けるバット職人の森崎寛樹氏と相談。初出場のWBCで外国人投手の速球や動く球に対応するため、従来のものより10グラム軽い860グラムで高い操作性を実現した新兵器を準備した。

侍ジャパン・栗山英樹監督が見守るなか特打に臨む牧秀悟=ひなた宮崎県総合運動公園(撮影・中井誠)
侍ジャパン・栗山英樹監督が見守るなか特打に臨む牧秀悟=ひなた宮崎県総合運動公園(撮影・中井誠)

〝くりぬきの輪〟が広がる。先端くりぬきバットといえば、昨季途中に村上(ヤクルト)が変更し、史上最年少での三冠王獲得へとつなげて話題になった。昨季本塁打、打点の2冠に輝いた山川(西武)も村上のバットを参考に「前に使っていたバットだと時代遅れになってしまう」と今季から導入。岡本和(巨人)も昨季取り入れるなど、侍ジャパンに選出される強打者がこぞって使うトレンドになっている。

牧は今後使用予定で「これから試合も始まってくるので、試していければ」とあらゆる可能性を探りながら、未知なる国際大会へ万全を期す構えだ。ハマの侍が〝新刀〟を携え、世界の強豪を斬る。

侍ジャパン・牧秀悟選手(DeNA)のバット(シュアプレイ提供)

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