歌人の俵万智さんが20日、自身のツイッターを更新。この日のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で、ヒロインの梅津舞(福原遥)と歌人の貴司(赤楚衛二)が結婚したことを受け、短歌2首を投稿した。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、舞がさまざまな人たちと出会い、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。ドラマはこの日から第21週「新たな出発」(第97~101話)が始まり、舞が、幼なじみで歌人の貴司と結婚した。
俵さんは、放送後、ツイッターで「舞ちゃんに捧ぐ…」と切り出し、「デラシネで うめづで 夜の公園で 好きって君に 伝えたかった」と「君にだけ 見える昼間の 星のように 一生かけて そばにおりたい」という2首を投稿。「おめでとう!お幸せに」と2人の結婚を祝福した。
SNSには「感無量」「すごい、、上の歌は今までのドラマでの情景かサーっと思い出され、下の歌は舞ちゃんの強い気持ちが伝わってくる」「通勤電車内で涙腺が決壊しそうになるのをこらえてる」「舞ちゃんに届け~」といった声が相次いだ。
貴司は第96話で、舞への気持ちとして、「目を凝らす 見えない星を見るように 一生かけて 君を知りたい」と詠んだことから、「(俵さんの)二首目、貴司くんへの返歌ですね 相聞歌?」「わあ、舞ちゃん側からの相聞歌」などと分析する朝ドラファンも見受けられた。