米大リーグ、メッツの千賀滉大投手(30)が19日(日本時間20日)、フロリダ州ポートセントルーシーのキャンプ地で初めてのライブBP(実戦形式)に臨んだ。主力クラスの打者を相手に6打数で安打性は1本、29球を投げた。日米メディアへの会見に応じた際の主な一問一答は以下。
(米メディア)
--この前のブルペンはまずまずといっていたが、きょうのライブBPはどうだった
「前回のブルペンは正直戦えるか不安になるようなブルペンだったんですけど、今回やったらそれなりに試合に投げられるピッチングができるライブBPになったと思います」
--メジャーの打者の反応
「このスプリングキャンプでバッターはまだまだこれから上がってくるタイミングで、ミスピッチの1球をやられるところが怖さというかすごさというか、すごいことを教えてもらったなっていう感じです」
--アロンソ選手に最後に投げたスプリット、自己評価すると
「あの1球だけはいけると思う球で、あとはもう全然、駄目でした」
--アロンソにそのゴーストフォークはどうだったと聞いたら、分からないよ、見えなかったといっていた
「This is ghost.(=それがお化けフォークだね)」(場内爆笑)
(日本メディア)
--初めての対打者、感覚は
「本当にすごい集中している自分がいて、ちゃんと投げないと駄目だなという感覚が出たのはオリンピック以来だったので、僕の感覚的に。ああ、この感覚は本当に集中したときに出るんだな、それがきょう出たのですごい楽しく終えられました」
--良いマウンドだった
「本当に勉強になったマウンドっていう言い方が一番正しいかなと思います」
--次に向けて
「グリップの握り変えのときですね。やっぱりピッチクロックがあるので、焦って握り、全然この握りじゃないのにって投げたのが5球ぐらいあった」
--ピッチクロック(投球間時間制限)にまず慣れる
「そうですね、たぶん普通にやったら大丈夫か、ちょっと遅れるか分からないですけど、こっちが焦っちゃってるのが自分で分かったんで、慣れるのか自分で意識して今後練習するのか、しっかり考えたい」
--きょうは相手に球種は伝えていない
「伝えていないです」