吉高由里子と北村匠海の共演で話題の連続ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系)。35歳の産婦人科医、雪宮鈴(吉高)と、10歳年下で生まれつき耳が聞こえない遺品整理士、柊木一星(北村)の「大人の恋」を描くラブストーリーは、毎回、多くの視聴者を夢中にさせている。本編には、ディーン・フジオカ、千葉雄大、光石研ら豪華俳優陣が出演し、2人の脇を固めているが、ドラマファンの間で毎回話題にのぼるのが、水野美紀の芝居だ。その存在感は圧巻で、SNSには「水野美紀が水野美紀で本当に良い(笑)」「水野美紀がツボ」などのコメントが相次いでいる。
トイレから出てきて「写真撮っちゃったよ」
水野が演じるのは、一星の上司で「遺品整理のポラリス」の社長、北斗千明役。とにかくポジティブかつ自由で、そのキャラクターは第1話(1月17日放送)から全開だった。水が流れる音とともにポラリス内のトイレから出てきた千明はスマホを片手に持っており、「すごいの出たな」と感慨深げに独り言。さらに「写真撮っちゃったよ」と言ってスマホの画面をピンチアウト(拡大)しながら歩いてきた。
初回の終盤、水野が見せたこの演技に度肝を抜かれた視聴者は多く、放送後、SNSには「水野美紀…何を写真に納めてるんだよw」「あれはアドリブでしょ さすがすぎて爆笑した!」「(第1話で)1番面白くて笑ったのは水野美紀さんのあのシーン…うちのJCとJK大爆笑であとで何度もreplayしてた」といった書き込みが相次いだ。
手話で「遺品整理士」を伝えたい千明は…
アドリブかと思わせる水野の演技は第3話(1月31日放送)でもさく裂。手話教室を訪れた千明は、鈴とペアを組まされ、手話での自己紹介に挑戦した。
声での会話が禁じられるなか、千明はなんとか名前は手話で伝えられたが、職業の紹介で苦戦。遺品整理士であることを説明するため、額に三角巾を着けて目を閉じて遺体を表現したり、木魚を叩きながらお経をあげる僧侶などをジェスチャーで伝えようとした。
講師の橋本英雄(寺澤英弥)から「空書きしてください」と手話で言われても、「それは置いておいて…」という身振りで伝達を続け、再び橋本から「いや、だから空書きを…」と指示されてしまった。
千明のジェスチャーに視聴者は大爆笑。放送中からSNSが「急に、社長が木魚を叩くジェスチャー?」「遺品整理士を手話で説明するのは難しい!」「もはや手話じゃなくてジェスチャーゲーム笑」「『空書きしてください』言われてるのに永遠にジェスチャー続ける千明さん面白すぎてむりw」「最近どのドラマ見ても水野美紀笑かしに来てるとしか思えない…笑」などと盛り上がった。