米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(28)が16日、アリゾナ州テンピでキャンプイン後初めて取材に応じ、日本代表として臨む3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向け、「個人的には楽しみにしているし、優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。
2017年のWBCは右足首の故障で辞退し、今回が初出場となる。「前回出られなかったことを考えるとすごく特別な気持ち」と、日の丸を背負って戦う大舞台を心待ちにした。
「投打の二刀流」としてメジャー6年目を迎えた。エンゼルスのネビン監督は3月30日(日本時間31日)の今季レギュラーシーズン初戦のアスレチックス戦で大谷に開幕投手を任せることを伝えたと公表。2年連続の大役に、大谷は「光栄です」と返答したという。
大谷は16日の練習ではフリー打撃に臨み、力強いスイングから柵越えを放って打撃の順調な調整ぶりを示した。(共同)