ガス不足に「連帯し協力」 IEA、来冬の対応協議

産経ニュース
仏パリ近郊にある石油ポンプと夕陽=2019年(ロイター)
仏パリ近郊にある石油ポンプと夕陽=2019年(ロイター)

国際エネルギー機関(IEA)は15日、臨時閣僚会合を開き、ロシアに天然ガスを依存していた欧州を中心としたエネルギー危機を克服するため、各国が連帯し対応することで合意した。

今冬に警戒された欧州のガス不足は暖冬などの影響で回避できる見通しだが、根本的な解決には至っていない。次の冬に向けての連携策を検討していく。

ロシアはウクライナ侵攻後に敵対する西側諸国へのガス供給を停滞させ、消費国でエネルギー安全保障の重要性が一段と高まった。会合では省エネの取り組みやクリーンエネルギーへの移行を加速することが「最も重要」だとすることでも一致した。

会合には、ウクライナやクロアチアといったIEAに非加盟の欧州各国も招かれた。西村康稔経済産業相は「危機を繰り返さないために加盟国やガスの生産国、消費国が対話していくことが必要だ」と述べた。(共同)

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