【北京=三塚聖平】中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は15日の記者会見で、日本の領空で過去に確認された飛行物体が中国の無人偵察用気球だと推定されるとした日本政府の発表に対し、「明確な証拠もないのに、中国を中傷、非難した」と反発した。
汪氏は「断固とした反対」を表明。その上で、日本側に対し「米国に追随し、大げさに騒ぎ立てるのをやめるべきだ」と強調した。