14日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前日の米国市場の上昇を好感し、反発した。午前終値は前日終値比152円29銭高の2万7579円61銭。東証株価指数(TOPIX)は11・66ポイント高の1989・33。
13日のニューヨーク市場のダウ工業株30種平均は続伸。米国の物価上昇率が縮小するとの観測から、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ早期停止への期待が広がった。
14日の東京市場もこの流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で買い注文が先行し、半導体製造に関連する銘柄などハイテク株の上昇が目立った。上げ幅は取引開始直後に300円に迫ったが、その後は伸び悩んだ。