キヤノンは8日、ミラーレスカメラの入門機「EOS R50」を発表した。「Kiss」シリーズをほうふつさせる待望の新機種登場に、ネットではカメラファンの熱い視線が注がれている。
APS-Cサイズのセンサーを採用した、レンズ交換式のミラーレスカメラで、「EOS R」シリーズ最小、最軽量となる小型・軽量ボディーが特徴。カメラ初心者でも逆光や夜景といった光の条件が難しいシーンなどの撮影が簡単にできる全自動モードが充実しているほか、上位機種に搭載されたオートフォーカス技術を継承し、人物、動物(犬・猫・鳥)、乗り物(モータースポーツにおける車・バイク)の被写体検出に対応している。4K解像度に対応した動画撮影では、商品の魅力などを紹介するレビュー動画で手前に映った商品に自動でピントが合う専用モードや、手持ち撮影時に便利な手ブレ補正機能を搭載している。
販売は3月下旬からで、価格はオープンプライス。10日午前10時から予約受付が始まる同社オンラインストアには、ボディー単体で税込み11万1100円、標準ズームレンズとのキットで同12万6500円、さらに望遠ズームレンズを加えたダブルズームキットで同15万6200円という値段が付けられている。