樹木医ナルさん特別授業「樹木を身近に感じて」 埼玉・飯能

産経ニュース
樹木医についての説明を受ける名栗小の児童ら(西武鉄道提供)
樹木医についての説明を受ける名栗小の児童ら(西武鉄道提供)

埼玉県飯能市の市立名栗小で7日、「樹木医ナルさん」の愛称でも知られる西武鉄道の社員、相楽成美さん(30)が樹木などをテーマにした特別授業を行い、子供らに「樹木を身近に感じて」と呼び掛けた。

同日は同小の3、4年生10人に対し、校庭で授業を行った。相楽さんが令和3年に資格を取得した「樹木医」について紹介した後、健康な木の見方などを教え、児童とともに、校庭にあるサクラの木の観察を行った。

児童代表の4年生の小山楓向人(ふうと)さん(10)は「木の表面は思ったよりでこぼこしていた。草や樹液、クモの巣などがたくさんあった」と観察結果を発表した。

相楽さんは、山歩きやバードウオッチングを趣味で楽しむかたわら、動植物を守りたいと、生物多様性について独学し、3年に樹木医となった。昨年8月からは西武鉄道のユーチューブ公式チャンネルで、沿線や西武鉄道が所有する森林を舞台に、森林の見方が変わるような新たな発見や、森林に行った際に役立つ情報を発信する「樹木医ナルさんの森のナルほど自由研究」を展開している。

同小の水島岳史校長は「子供たちにも新鮮な学びだったのでは」と指摘。3年生の小林和樹さん(9)は「樹木医という仕事があることを知らなかった」と話した。相楽さんは「今回の授業を機に、よりいっそう、自然や樹木に関心を持ってもらい、緑豊かな将来を一緒につくっていけたら」と期待を込めた。(兼松康)

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