「最後にガッツポーズを」 野球日本代表・栗山監督インタビュー

産経ニュース
インタビューに答える野球日本代表の栗山英樹監督
インタビューに答える野球日本代表の栗山英樹監督

3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、野球日本代表を率いる栗山英樹監督が産経新聞などのインタビューに応じ「ガッツポーズをしているイメージだけを持ってやっていきたい」と3大会ぶりの世界一奪還を改めて誓った。代表メンバー30人も出そろい、今月17日からは宮崎市で日本代表の強化合宿が始まる。(神田さやか)

--投手は14人で選考を進めていたが、最終的に15人に増やした

「投手が足りなくなるのが一番困る。試合数は最大7試合。勝敗によってあまり試合数は変わらない。14人いれば『行けるかな』と考えていたが、ストンと落ちてこなかった。最終的に発表するギリギリで決めた」

--先発は4人でローテーションを組むのか

「普通に考えれば、4人いれば回る。それよりも後ろの第2先発や色々なことができる投手が重要」

--技巧派よりも球速150キロ以上の速球派投手を選出した

「メジャーの打者は詰まっても安打や本塁打になる。WBC公式球が合わずに制球しづらい時、緩急をうまく使う投手と、ボールに勢いがついている投手のどちらがリスクが低いかと考えた」

--日系人として初めて米大リーグ、カージナルスのヌートバーが代表入り。当初から候補として考えていたのか

「米国にいて日本代表に入れる可能性のある選手は全員アプローチした」

--中堅が本職の外野手が入っていない

「一番、俺が入れたいよ。カージナルスは今季、ヌートバーを中堅でやらせたいという意向がある。(ソフトバンクの)近藤もできる。野手(の内訳)は捕手3、内野手7、外野手5。(外野手を増やすため)内野手を6にするのはバランスが悪い」

--西武の山川らホームランバッターが多い

「(準々決勝まで使用する)東京ドームは、しっかり打ったら本塁打になる可能性のある球場。本塁打への期待はすごくある」

--それぞれの打順で求める役割は

「打順はあまり考えていない。誰と誰が並んでいるかという『並び』をイメージしている」

--1次リーグは韓国戦が山場になる

「ある程度の(韓国)選手のイメージはある。国際試合でやられるときは、イメージがあまりない選手が大活躍するケースが多いので、気を付けながらいきたい」

--強化合宿のテーマは

「選手の確認だけはしっかりやりたい。誰でも(犠打やエンドランなど)どんなサインも出るというお願いはしていて、練習に組み込んでいる」

--本番が近づいてきた

「(戦いは)もう始まっている。最後(選手やファンと)一緒になってガッツポーズをしているイメージだけを持ってやっていきたい」

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